Wednesday, December 18, 2013

阪神・隼太に“刺激剤”の期待 「福留に引導渡すみたいになれば」



阪神・隼太に“刺激剤”の期待 「福留に引導渡すみたいになれば」
伊藤隼は今オフの指定強化選手だ(写真:夕刊フジ)
 若手育成に燃える阪神が今オフ、最も入れ込んでいるのが伊藤隼太外野手(24)だ。2011年のドラフト1位も来季で3年目。正念場という意味も込められているが、その裏には福留孝介外野手(36)の存在がありそうだ。

 今オフの球団は、掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーターを招くなど若手育成に躍起。中でも首脳陣からたびたび浮上するのが伊藤隼の名前だ。今季30試合に出場し打率・145、1本塁打、4打点と今ひとつ。

 ただでさえここ数年、ドラフト1位の野手で1軍で活躍する選手は、03年の鳥谷敬以来、出ていない。育成ベタのレッテル脱却のためにも、崖っぷちドラ1の育成は至上命題だからだ。

 ただ球団が入れ込む理由は他にもある。もう1人の崖っぷち、福留の存在だ。今季は負傷離脱も多く、打率・198、6本塁打、31打点と肩すかし。年俸1億5000万円(推定)で、このままでは“不良債権”と批判の矢面に立つことになる。球団関係者も「福留は勝負の年。来季こそやってくれないと」とハッパをかけている。

 そこで、刺激剤として伊藤隼に期待がかかる。「隼太らが福留に引導を渡すみたいになれば。やっぱり突き上げがもっと欲しい。今年の楽天もそうだけど、やっぱり強いチームは大体そう」と首脳陣の1人。さらに「尻に火がつけば、またベテランが長生きできるという効果も生まれる」(前出首脳)と福留にとってもプラスとみている。

 勝負をかける伊藤隼は年明けから一人暮らしを始める。「生活的にも、お金的にも大変になりますけど、自分の中で発奮材料にしたい。2年間こういう結果だったので…」。秋季キャンプ中に打撃コーチらと話し合い、鳴尾浜の虎風荘からの退寮を決断。来季へ闘志を燃やしている。

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